作成したウォートチラーを試す

ウォートチラーのテスト

ウォートチラーは煮沸工程が終わり、沸騰したウォートを冷却する時に使用する。

この時できるだけ速く冷却することが望ましいらしい。
この工程の後に実際にはイーストを入れるため 34 44℃以下の低い温度にする必要がある。( 35 45℃以上だとイーストが死滅してしまうため。)

今回は11Lの沸騰したお湯を25℃まで下げるのにどれくらいかかるか計測した。

設備

設備はこんな感じ。

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2方に別れた蛇口は一方はシンクに水を貯めるため、一方はチラーに通す水を送るため。
内部と外部2方向から冷却を試みる。

上の写真では空っぽだが、発泡スチロールのボックスの中には氷水を入れてチラーに通す冷却水の温度を下げる。

銀のコードと中央の端末はデジタル温度計。

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熱交換によって温まったチラーの排水は床に置いたバケツへ(シンクに流してしまうと貯めた水が温まってしまうという懸念からバケツを用意)。

結果

25℃になるまでに約50分も掛かってしまった… 目標の20分には程遠い。

反省点・疑問点

  • 30℃を切ってからお湯の温度がなかなか下がらなかった。お湯と冷却水の温度が近くなると鈍化しそうではあるが…ボックス内の冷却水は氷も入ってるし10℃以下のはずだが…(なんでかな?😥)
  • 10mの銅管でも足りないのだろうか??
  • 今回多めに氷を用意したつもりだったがそれでも足りなかった。冷蔵庫でちまちま作るとスペースも取るため、仕込み日にコンビニで氷を大量に購入したほうが良いと感じた。
  • シンクの水がすぐに溜まってしまうのでこまめにシンクの水を抜いたり貯めたり調整する必要があった。
  • 10Lのバケツもお風呂まで行って排水しなければならず、往復の間は流水を止める必要があった。そもそもキッチンではなく冷却はお風呂でやったほうがいいかな?排水の処理はそっちのほうが楽そうだが…約14Kgの沸騰した鍋を運ぶのはちょっと大変そう。

道具

使った道具たち。