アイリスオーヤマの小型ワインセラーをビールセラーとして利用するにするには

モチベーション

もともと普段使いの冷蔵庫でビールを保管していたのですが日々の生活の中での扉の開け締めが頻発するためビールの保管にはあまり適さないと感じていました。
そこでアイリスオーヤマから販売されている小型のワインセラー冷蔵庫を購入したのですが…その名の通り「 ワイン セラー」であるためビールを保管するにはちょっと都合がよくありません。

この記事ではイマイチだった点とビールを保管しやすくするための工夫を紹介します。
今後のビールセラー選びの一助になればと思います。

ペルチェ式ワインセラー 25L ブラック IWC-P081A-B

購入したのはアイリスオーヤマから販売されているペルチェ式のワインセラーIWC-P081A-Bです。

https://www.irisplaza.co.jp/index.php?KB=SHOSAI&SID=H516464F

同社の販売しているワインセラーでは最も小型でワインボトルだと最大8本入ります。

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ビールを保管するのに都合が良くない理由

問題点は見ての通りこの棚の形状です。

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本来ワインボトルを保管する際には一つの棚にワインボトル2本を寝かせるように保管します。
しかしこの棚でビールセラーとして利用すると大して保管量を確保できず、一般的なビールの缶やボトルはワインボトルほど大きくないので安定しません。
幸いなことにこの棚はすべて取り外すことが可能です。

ビールを保管するためにフラットなアクリル板を利用

付属の棚を除去して棚なしでビールを保管すること自体は可能ですが、2段に重なっているビールの下段になっている缶を取ろうとするとどうしても片手で上に乗っているビールを浮かしてもう一方の手で取る形になるためこの手間はうれしくありません。

そこで、付属の棚を収めるスリットに合うアクリル板を用意しそれを中段のスリットに設置しフラットな棚として利用し2段にすることにしました。(上部下部の棚は利用しない)

アクリル板の入手は任意のサイズにカットして発送くれるお店があります。
私は株式会社ヒョーシン様のオンラインショップHyosin.netを利用し以下のようにオーダーしました。

■商品1
アクリル板オーダー
縦70mm×横187mm板厚5.0mmカラー透明
糸面取りあり
角丸め加工ABCD端半径4mm

■数量:2個
■小計:1,231円

■商品2
アクリル板オーダー
縦143mm×横187mm板厚10.0mmカラー透明
糸面取りあり
角丸め加工ABCD端半径4mm

■数量:1個
■小計:1,496円

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セットしたところ

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写真の上段は 500ml缶 * 3本、350ml缶 * 6本入っています。
全て缶であれば上下段で20本前後が保管可能と思います。

板厚が5.0mmと10.0mmがあるのはなぜ?

棚自体の縦横幅は縦283mmと横187mmです。 しかしこのワインセラーのスリットは横幅は187mmですが、奥部(商品2)の縦143mm分とそこから手前部(商品1)への縦140mm分は必要になる板の厚さが異なります(スリットの奥部には段差が存在しているので2種類の厚さの板が必要になります。) 私は上記の通り奥部143mm分は板厚10.0mm、手前部140mm分は板厚5.0mmでオーダーしたのですが実際に設置してみると手前側の板が奥の板より数ミリ分高くなっていました、手前部の板厚は4.0mmか3.0mmだと設置したとき奥と手前の板の高さがピッタリだったのかもしれません。

手前部(商品1)が縦70.0mm で2つ用意したのはなぜ?

これは小瓶のビールを入れる場合のために用意しました。小瓶は一般的に500mlよりも高さがありこのセラーではどうしても上段に置くことができません、かと言って下段も用意したアクリル板に干渉して立てて入れることができません。そこで小瓶のビールを買ったときは手間の板を必要に応じて外して瓶を立てて置けるようにしました。小瓶3本程度なら1枚外すだけで並べることができます。それ以上の瓶だと手前の板2枚とも外すことで対応します。 (私は缶を買うことが多く瓶は買うことはあまり無いため手前側の棚2枚だけをパージ可能とする仕組みで十分でした。)

必然的に瓶は庫内の手前側に置くことになります。奥部に瓶を置くようにする方法もあるかもしれませんが瓶のセットや取り出しに手前の板を全て外す必要があるため非常に面倒になると思います。

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実際の利用について

  • 350ml,500ml缶は棚の上でも下でもOKです。
  • 小瓶 常陸ビール、BREWDOG、箕面ビールを並べたところです。これらの小瓶は棚を外した下段にしか置けません。
注意点や今回の工夫で実際に使ってみての感想や製品そのものに対して思うこと
  • アクリル棚の取り付け取り外しは時は扉を大きく開けておかないと扉のクッション部分に干渉するため扉を大きく開放できるスペースが必要。
  • アクリル棚の取り付け取り外し時やビールの出し入れ時にアクリル棚の切断面の角で怪我をする可能性があるので糸面取りをオプションに付けた方が安全。
  • 通常の冷蔵庫で保管してたときよりも確実に扉の開閉は減った。
  • 上下段どちらも奥にあるビールは手前のビールを外に出さないと取れないため入れるときに高価な物やレア物は奥、日常飲用のものは手前側にするなどの工夫が必要。
  • LEDの庫内照明は照射時間も長く良い、この機能を殺さないためにもアクリル棚は色付きよりも透明のほうが良いと思う。
  • 小瓶用にアクリル棚を2つに分けたとはいえ、上段のビールを出し入れする時に缶の底をぶつけて小瓶を倒さないようにしないと行けないためそもそも使い勝手の麺では小瓶保管にはそもそも向かない、小瓶のビールを頻繁に買う場合は別のサイズのセラーのほうがいいのかもしれない。

概ね満足!ビール用のセラーがあってストックがいっぱいあることに意識高い感じを味わうこともできます。

注意

※製品は予告なく仕様を変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。

https://www.irisplaza.co.jp/index.php?KB=SHOSAI&SID=H516464F

公式通販サイトにも上記の但し書きがあり、私が購入したモデル(注文時2020年5月)の仕様が現在の販売モデルの仕様と同じであるかは保証致しかねます。